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親指シフトの最大公約数

日本語入力コンソーシアムによるNICOLAのJIS化提案 http://nicola.sunicom.co.jp/spec/jisdraft.htm を改めて眺めていて次のようなことを考えました。

それはキー配列に3つの案(J型、F型、A型)を示していることです。これはその当時の議論を反映していると思われます。すなわち「伝統的な」OASYSをベースにしたF型、JISかなキーボードとの親和性を考慮したJ型、英語キーボードとの親和性を考慮したA型という分類が可能です。

規格だから1種類で良いのではないかという考えもあるでしょうが、その当時の環境を考えるとあえて一つにまとめずそれぞれの可能性を示したということで、私は現実的な対応だったと思います。

同時に、3つの案の違いは周辺の記号や制御キーで、文字配列そのものの部分は共通しています。つまり、この部分はNICOLAの本質的な部分で、これが崩れるとNICOLAではなくなってしまうということを意味しています。

このような示し方は、記号や制御キーの配置に関する些細な意見の違いが本質的な部分に影響を及ぼさないようにするという意味でよくできたものだったと思います。

人間はともすれば本質的でない部分の細かな差異が気になり、それを過度に強調するあまり、本質的な部分での共通性を忘れてしまうことがあります。それは生産的でないし、親指シフトのようにメジャーでないものを普及させようとする場合に特に気をつけなければならないことなのです。
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プロフィール

Author:SugitaNobuki
杉田伸樹(ぎっちょん)
親指シフトの普及活動を続けています。
約38年の公務員生活を終え、現在は大学教員です。

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