スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

親指シフトの限界

私はこれまで親指シフトは使える環境を広げてきていると言ってきました。メーカーに縛られたワープロ専用機から汎用のパソコンへ、OSではウィンドウズからマッキントッシュ、リナックスなどへ、そしてまだ理論段階ですが日本語以外への適用と、親指シフトが有効である場面は増加してきています。

それでは親指シフトの広がりはどこが限界なのでしょう。おそらく親指シフトと一番相性が悪いのは「携帯性」です。これはある意味で当然で、親指シフトが人間の手指を使ってキーボードという物理的なものを操作するということから、使いやすいサイズは人間の物理的特性(特に大きさ)に制限されます。

たまたま最近になっていくつか携帯機器を使い始めたこともあり、それらを比較してみようと思います。特に日本語入力についても少し詳しく見ます。

現在、私が使っているコンピューターをサイズの小さいものからあげていくと、携帯電話(カシオW53CA)、PDA(iPod Touch)、タブレット(Iconia Tab A500)、ノートパソコン(Dell Vostro 1320MacBook Pro)、デスクトップ(ウィンドウズ、リナックス)となります。

これらのうちで親指シフトによる日本語入力を使っているのはデスクトップだけです。キーボードは富士通姓のUSB接続の親指シフト専用キーボードです。ノートパソコンは普通のJISかな配列のキーボードなのでローマ字入力です。タブレット、PDAでは画面に現れるソフトキーボードまたはフリック入力、携帯電話は普通のかなめくり方式です。

持ち歩きを前提としているものでは親指シフト入力はしていないことになります。これでもそれほど不自由は感じません。というか、出歩くような環境で長い文章を書く必要がない(実は、さぼっているだけかもしれませんが)からです。つまり、携帯性と親指シフトが使えるかどうかというのはトレードオフの関係にあるのです。

例えば、出張をするという場合にどんなものを持っていくかということを考えると、日帰り出張ならば携帯電話だけ、あるいはせいぜいPDAくらいまででしょう。1泊ならばタブレットないしノートパソコンをもっていくかもしれません。ちなみに、ネット接続にはWiMaxを使っています。

これがもし1ヶ月の出張だったなら、ノートパソコンは必須です。入力をどうするかですが、もしかしたらコンパクト型の親指シフトキーボードを持っていくかもしれません。本当に文字をたくさん入力しなければいけないとなれば、親指シフトキーボードがついたノートパソコンを買ってしまうかもしれません。

1年の出張だったらおそらく現在のデスクトップパソコンと親指シフト専用キーボードを送って現地で使うことになるでしょう。

結局何が言いたいかというと、いくら親指シフトが使いやすいとは言っても、その他の制約条件(この場合は携帯性)があるときは使えないことがあるということです。だから何がなんでも親指シフトというのも間違っているのです。

なお、携帯電話やandroid機器では外付けキーボードで親指シフトを実現する方法があります。これがどの程度実用的なのかは使う人の環境にもよりますが、面白い試みです。この場合でも、キーボードという物理的存在が必要だということは留意すべきでしょう。
スポンサーサイト
プロフィール

Author:SugitaNobuki
杉田伸樹(ぎっちょん)
親指シフトの普及活動を続けています。
約38年の公務員生活を終え、現在は大学教員です。

FC2カウンター
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。