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親指シフトが使える環境とは何か(続き)

前のポスト に書いた通り、親指シフトが使える環境、というのを定義することは結構面倒くさい。
それならば、どのようなことがポイントになるのだろうか。それは、使う人と親指シフトとの関係による。
特定のハードウェア(特にキーボードが固定されているようなノートパソコンのたぐい)で親指シフトを使いたい、というのだったら現状では大きな困難を伴う。それだけではない。ハードウェアを変える度に、新たな環境構築に多大な労力を注ぐ必要がある。あらたなキーボードに手が慣れるのにも時間がかかる。だから、このような方向で親指シフトを使おうとしている人の多くは、「このパソコンが、親指シフトにはおすすめ」とか「親指シフトをやるんだったらこのパソコンでないとダメ」とか「親指シフトが使えるこのパソコン万歳!」といったことを言いがちになる。こうした言い方が、「親指シフトはどれでも使えますよ」ということとは矛盾することに気づいているのだろうか。
これと反対に、ThumbTouchなどの専用キーボードを使えば、事実上すべてのパソコン、スマホ、タブレットなどで親指シフトを使える。もちろん、この場合は、使うキーボードは固定されているから、先ほどのようなやり方で親指シフトをやっている人たちからは「専用キーボードがないと親指シフトができないというのは親指シフトの使えるところを狭めている」と批判されることになる。
世の中はすべてトレードオフがある。だから、この両者のどちらが絶対的に優れているということはできない。しかし、使う人と親指シフトとの関係という視点で見れば、実際に手に触れるところが一貫していることの重要性は強調しすぎることはない。そうした見方をすれば、どちらが親指シフトの本質的な価値をとらえているかは明らかである。
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プロフィール

SugitaNobuki

Author:SugitaNobuki
杉田伸樹(ぎっちょん)
親指シフトの普及活動を続けています。
約38年の公務員生活を終え、現在は大学教員です。

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