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富士通が親指シフト関係の諸製品を終了させる

5月19日に発表された、富士通が親指シフト関係の諸製品を終息させることにしたというニュースは親指シフトに何らかの関わりを持つ人たちに、大きな衝撃を与えた。発表当初のやや混乱した状況から少し落ち着いた今、このニュースの意味を考えてみたい。

1. このニュースは社会的なものである
まず、このニュースは社会的なものであることを理解しないといけない。つまり、親指シフトに対する社会的認知の重要な指標である「工業製品として供給されるかどうか」が大きく変化することである。この面で見れば、簡単に言えば親指シフトは社会的には終了した、あるいは、終了への日程が確定したということだ。

2. 親指シフトを使っている個人にとっての影響はおそらくそれほど大きくない
社会的に終了した親指シフトであるが、親指シフトを使っている個人にとっての影響は実はそれほど大きくない。今回の決定で一番大きな影響を受けると考えられる、親指シフト専用キーボード、Japanist、OASYSを使っているユーザーでも、今後結構長い期間、今のままの環境で使い続けることができる。これは次の記事がとても分かりやすく説明してくれている。
https://kiyoto-y.hatenablog.com/entry/2020/05/22/021715?fbclid=IwAR2HK8t4C_cARGue51aXfkVFXK3WBTp7v7xVIZ7ZkSIP3tttR3c8j5VL930
このようなユーザーからは発表当初は悲鳴にも似たレスポンスがあったが、事態が落ち着くにつれて、そうした声もなくなってきている。昔からの親指シフトユーザーはこれまでもこうした危機を乗り越えてきている(そうせざるを得なかった)から、度胸がすわっている。
親指シフト専用キーボード、Japanist、OASYSを使っていないユーザーにとっては、まったく変化がないので、別にどうでも良い話である。ところが、こうしたユーザーは、今回のニュースのあと「親指シフトは終わっていない」とわざわざ発信している例がある。関係ないから別にどうでも良いはずなのに、こうしたことをあえて言っているのには、訳がある。これを次に考えてみたい。

3. 「親指シフト=意識高い系」マーケティングは破綻した
親指シフトをプロモートしている人たちの中に、「親指シフトを使うのは生産性向上に余念がなく意識が高いからだ」といった意識が透けて見えることがある。こうした人たちにとっては、今回のニュースで「親指シフトってもうオワコンじゃない」と思われることは自分のビジネスモデルの破綻になるし、「終わったものにしがみついているなんてwww」と笑われることは我慢がならない。だから痺れを切らして「終わってない」と言い張らざるを得ない。まあ、大半の人にとってはどうでもいい話だけど。
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SugitaNobuki

Author:SugitaNobuki
杉田伸樹(ぎっちょん)
親指シフトの普及活動を続けています。
約38年の公務員生活を終え、現在は大学教員です。

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