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新親指シフトキーボード・サムタッチ発売記念プレゼン(笑)

早いもので携帯型親指シフトキーボード・サムタッチが発売になってもう2カ月以上になります。どのくらい売れているかなどは分かりませんが、ブログの記事などを見るとまずまずの滑り出しのようです。これまで親指シフトを取り上げたことがなかったメディアなどで記事を目にすることもあり、これが実際のユーザー増につながれば良いなと思っています。

親指シフトのセールスマン(笑)としても、この機会に何か親指シフトの普及に役立つことをしなければいけないなと思いつつも、できることは限られていて忸怩たる思いです。

それでも何かできないかと、少ない知恵を絞って、親指シフト売り込みのための販促資料(笑)を作ってみました。パワーポイントのスライドで、要点しか書いていないので分かりにくいと思いますが、昔習ったプレゼンの作り方では一つのスライドに入れて良いのは7行までと教わったので、なるべくそれを守るようにしました。ご要望があれば、どこでも説明に行きますが(笑)、まあそんな奇特な人はいないでしょうね。この資料が少なくとも親指シフト普及の妨げにならないことを願っています。





親指シフトキーボードランキング公開!

親指シフト関係で最近の話題といえば、もっぱら今月末~来月初に出荷開始となる新しい携帯型親指シフトキボードFKB7628-801(通称サムタッチ Thumb TouchTM) です。
http://www.fcl.fujitsu.com/release/2010/20100715.html

現在、表参道にある富士通専門店「アクセス」で現物(製品評価機)が展示されていて実際に触れて試すことができます。
http://www.saccess.co.jp/oasys/fkb7628rc.html

私もこれまで2回お邪魔して触れてみました。社長さんもいらっしゃったので、いろいろ話もしました。2回という限られた機会ですが、サムタッチを実際に触れてみられたことは大変良いことでした。このように親指シフトユーザーのための機会を提供しているアクセスさんに感謝します。

サムタッチを実際に使ってみての詳しいレビューは入手してからしたいと思いますが、限られた情報ながら、サムタッチはかなり期待できるという印象を持ちました。そこで、これまで私が使ったことがある親指シフトキーボードのランキングを作ることを思いつきました。これはきわめて私的な印象に基づくもので、キーボードそのものだけでなく、私が実際に使っていたときのハードやソフトの環境にも影響を受けるものなので、他の方の参考にはならないかもしれませんが、新しい専用キーボードができるというそうそうない機会(笑)に免じてご笑覧ください。

100
95Rboard Pro for PC
Rboard Pro for Mac
90FMV-KB232
85FKB7628-801(サムタッチ)
OASYS 30 AFIII
80FMV-KB231
75FMV-KB211
Rboard for Mac
70FKB8579-661
65Rboard for Keitai(RBK-110CIIN)
60
55
50
45JISキーボードのエミュレーション
40

このうち、60以上は「合格」です。

すでに書いた通り、きわめて個人的、主観的なランキングなので根拠など詰めないでください(笑)。

同手シフトとクロスシフト

このところリナックスでの親指シフト入力についていろいろ考えたり実験していました

そうした中で今更ながら気づいたのが、キーボードの数字キーの段については同手シフトでもクロスシフト(異手シフト)でも同じ記号が出てくることです。

親指シフトの本質的な革新はいうまでもなく「親指と他の指との同時打鍵」であると考えます。親指を使うことで一つの文字キーを3通りに活用できるようになったため、文字の配列における自由度が大きく広がりました。

このことから考えると数字キーについて同手シフトとクロスシフトを区別しないのは、ある意味で「もったいない」ことかもしれません。もちろん、数字段のキーについて両者を区別しないのは理由があって、親指シフトキーから遠いために指使いがやや窮屈なのと使う指が微妙に異なる (例えば「6」をどちらの指でタイプするかはひとにより異なる) 可能性があるので、あえて両者を区別しなかったのかもしれません。

数字段の記号をタイプするときに同手シフトとクロスシフトのどちらを使うかというと、私自身は同手シフトを使っています。これが標準なのかどうかは知りません。親指シフトの練習本などを見ると書いてあるかもしれません。

少し細かい話かもしれませんが、同手シフトとクロスシフトのどちらの方が「親指シフトらしい」かを考えてみました。

例えばNECが開発したM式でも親指との同時打鍵を取り入れていますが、クロスシフトだけです。

親指シフトを勧めている古瀬幸広さんは「NICOLA派宣言」の中で、「とくに同時打鍵が素晴らしい。」と述べています。具体的にどこがとは書いていません。私が思うのは、親指シフト(NICOLA)でクロスシフトには原則的に濁音を当てたことで、日本語の持つ音韻的、表記的特徴とクロスシフトという手指の動きをリンクさせたことなのかもしれません。
(注)

詳しいことは人間の生理学の知識がないと分からないのですが、同手シフトとクロスシフトでは技術的にもポイントが違う気がします。すなわち、同手シフトでは、親指と他の指は平行に動くので、キーボードの構造さえきちんとできていれば同時打鍵のタイミングは合わせやすいと考えられます。一方でクロスシフトは、両方の手の指を使うので、キーボードの構造(親指シフトキーと文字キーの位置関係等)については制約条件は少ないものの、両手のタイミングを合わせるのは少し難しい気がします。

こうしたことから私は同手シフトの方がより親指シフトらしいのではないかと思うようになりました。皆さんはどのように感じておられるでしょう。また、親指シフトユーザーの皆さんは数字段の記号を入力する場合、同手シフトとクロスシフトのどちらをお使いでしょうか。

(注)追記です。
ここはよく見るとおかしいですね。古瀬さんが言っているのは「同時打鍵」のことなのでクロスシフトのこととは関係ありません。私の全くの思い違いでした。

親指シフト語録

親指シフトの良さはなかなか説明することが難しいものがあります。それはひとえに親指シフトの目指すところが「快適な日本語入力」だからで、『快適さ』なんて、数値で測れるようなものではないからです。もちろん、快適だから早く打ててスピードも上がるということもあるわけですが、これはあくまでも副次的な効果です。いずれにせよ、説明しにくいのは確かです。

それならばいっそのこと、説明の難しさを逆手にとって、感覚に訴えることで、親指シフトがどういうものかを「感じて」もらおうと考えました。この手段として、親指シフトを使うということは「どういうことなのか」ということについて、親指シフターが書いた言葉を並べてみました。

親指シフトキーボードのユーザーはその普及に熱心な方が多く、それが時々、原理主義者のように見られることがあります。ユーザーのほめる声だけ出すのはますます誤解を受けるようなものだといわれることも覚悟して、ネットで探せる範囲内で集めてみました。書かれている方のバックグラウンドもさまざまです。親指シフトを使うことの醍醐味を皆さんがどのように表現されているか、じっくりと味わって下さい。(敬称略、順不同)

親指シフト(NICOLA)は、「日本語を指でしゃべるキーボード」です。[このコピーは富士通の親指シフト開発部隊によるものです。]

(田之上裕人「親指シフト(NICOLA)をパソコンで使おう」http://homepage1.nifty.com/cura/oya/

私達人間の指というのは、親指と他の四本の指を同時に動かし、物を掴むことができるようになっています。それは人類が猿であった時からの歴史で、手を動かすための脳の構造がそのようになっていると考えられており、このことからも親指シフトにおける親指と他の指との同時打鍵という方法は、私達にとってむしろ自然で、最も無理のない方法であるといえるでしょう。

(日本語入力コンソーシアムhttp://nicola.sunicom.co.jp/thumb2_2.html

親指シフトキーボードは、日本語本来のリズムに合った入力方法で脳と指を動かすだけでなく、かつ、速いのです。これは、母国語の美しさを守るキーボードです。

(姫野カオルコ「親指シフト・キーボードを普及させる会」ホームページ「有識者の意見」http://www.oyayubi-user.gr.jp/YUUSIKISYA/himeno.htm

親指シフトでは、思考を全く妨げない入力ができます。指も疲れず、長文作成も楽々。しかも、超高速連打が可能!! 日本語入力は、断然、親指シフトです。

(Hiroki Maruyama「H.M. Page」http://hmpage.jp/nicola.htm

親指シフトは国力だ

(かないまる「親指シフト応援演説(親指シフトは国力だ)」http://homepage3.nifty.com/kanaimaru/oya/ouen.htm

私が、親指シフトキーボードを愛用する理由は、たった一つです。

己が、文章一一ひいて言えば言葉を考え、それを文字にしようとした時。

その言葉を考える速度に等しいそれで、文章を入力していく事が出来るからです。


(海野懐奈「親指シフトキーボードの普及の為に その2」http://www.lightrap.com/Yozakuradou/oyayubi/oyayubi2.html

「速くまたは沢山打ったりしないから、インクの出にくいボールペンでもかまいません」 ってことは絶対無いな。そういうことだよ。親指シフト全般に言えることだが。

(2ちゃんねる「新・親指シフトキーボード買った?」http://pc.2ch.net/pc/kako/1005/10051/1005185843.htmlの608)

はっきり言って、手先が硬直しそうな冬場でも、JIS仮名入力に比べて楽に文章作成ができるのは、本当に有り難いことです。

(あおちゃん「りんく・・・あっちゃこっちゃ!」http://www.asahi-net.or.jp/~bi3t-aoym/mylink.htm)

この記事は「親指シフト語録」http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub13.htmを修正したものです。

「後退」キーの持つ意味

親指シフトユーザー同士での議論でもっとも意見が割れるものの一つが、「後退」またはBackspace (BS)の位置かもしれません。

もともと、ワープロ専用機のOASYSでは、中段の右手小指のホームポジションの一つ右(親指シフトキーボードでは「ん」の右)に置かれていました。ところが、パソコンでも親指シフトが使えるようになってくると、後退がキーボードの右上隅にあるというパソコンでの作法に合わせられるようになってきました。

ワープロ専用機のOASYSがなくなった今、パソコンで使える親指シフトキーボードの後退キーの位置はいろいろです。ハード的に決まっている位置をソフトで換えるようにすることができるようになっているものもあります。

こうした状況で親指シフトユーザー間でも後退キーの位置に関しての論争があります。「ん」の右側にあるのを「OASYSレガシー」という言い方をする場合もありますが、私自身はあまり好きではありません。

私自身の本問題に対する意見ははっきりしていて、後退は「ん」の右でないといけないというものです。なぜかというと、キーボードは「考えながら使う」ものだからです。

キーボードが単に清書のための入力装置なら、正確に速く打つための訓練をして間違えないようにするだけの話です。世にあるキーボード練習ソフトは大方この考え方を具現化しています。ところが、自分の考えを文章にまとめるためにキーボードを使う(これは現在では一番効率的な方法であるし、将来にわたっても大きく変わらないでしょう)とすると話は違ってきます。なぜなら、考えをまとめるプロセスというのは、一直線のものではなく、必然的に行きつ戻りつしながら作り上げていくものであるからです。そうした意味で、直前に入力したものを消して新しい文字、単語、文章にするというのは、一連のプロセスの自然な一部で、だから、やり直しをするのが容易な道具でないと困るのです。

後退キーが「ん」の右にあれば、小指を少し伸ばすだけで届きます。普通のパソコンのキーボードでは、右手の小指を大きく伸ばして、おそらくタッチタイプでは難しく、目はキーボードを見ることになるでしょう。これでは思考は中断してしまいます。指をホームポジションに戻すことも面倒です。だから、後退は「ん」の右になければいけないのです。もちろん、もっと手軽に使える場所があるのだったらそれに反対はしません。英語のキーボードにあったErase-Eazeではスペースキーが左右二分割され、左側がBackspaceになっていました。なお、現在販売されている親指シフト専用キーボードFMV-KB613、FMVーKB232はいずれも右手小指横の後退キーがデフォールトになっています。

さて、後退キーにはもう一つ、どのような機能を持たせるかという問題があります。特に、かな漢字変換との関係でどのような動きをするかは重要な問題です。現在、かな漢字変換を使って日本語を入力するには、ローマ字かな入力では、アルファベット入力→(自動)→ひらがな→(手動)→漢字かな混じり、というステップ、かな入力では、かな入力→(手動)→漢字かな混じり、というステップになりますが、この場合、後退キーのおこなう動作は、どこの段階にあるかによって変わります。これが違和感のないものとなっていることが重要です。

ローマ字かな入力では例えば、「も」を入力するのに「み」を入力してしまったとき「mo→も」は自動的に変換されてしまうので、後退キーを押すと「も」が消えて、miと入力し直さなくてはいけません。もちろん、かな入力でも後退キーを押せば一文字消えますが、問題はローマ字入力の際の入力のリズムと後退での動作のリズムが食い違うことで、こうした点をうまく折り合いを付けることが良いヒューマンインターフェースの条件です。

さて、親指シフトを日本語以外で使う場合にも、後退キーの動作については良く吟味する必要があります。例えば、ベトナム語ではnghは一つの子音ですが、後退キーを押したときにこれがいっぺんに消えるのかそれともh, g, nの順に消えていくようにするのかをきちんと評価することが必要です。また、ハングルでは、基本的に一音節一文字が原則ですが、文字は2又は3の構成要素からなります。このとき、後退キーの動作が文字単位か文字の構成要素単位か、といった点は論点になると思われます。

この記事は"「後退」キーの持つ意味"http://homepage3.nifty.com/gicchon/sub17.htmを加筆、訂正したものです。
プロフィール

SugitaNobuki

Author:SugitaNobuki
杉田伸樹(ぎっちょん)
親指シフトの普及活動を続けています。
約38年の公務員生活を終え、現在は大学教員です。

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